映画 賭ケグルイ 感想

賭ケグルイ

近くの映画館の公開が遅かったのでネタバレありの感想です。
原作漫画は2巻まで読んでます。ドラマ版は未視聴。

・あらすじ
ギャンブルの強さが自身の階級を決める「私立百花王学園」。
ギャンブルを管理する生徒会は「生徒代表指名選挙」の開催を宣言した。目的は非ギャンブル、生徒会への服従を掲げる集団「ヴィレッジ」の解体及び、生粋のギャンブル狂い「蛇喰夢子」潰しの為だった。

以下ネタバレ

・各ギャンブルについて
漫画版に比べてかなりシンプルでした。でもあまりに複雑なゲームを何度もやったらそれはそれで理解できそうにないのでこれぐらいが妥当なんですかね?
ストーリー重視の為かイカサマもほぼなし。心理戦重視なんでしょうか。そのせいか終盤以外ギャンブルについてはあまり面白くはなかったです。

・票争奪ジャンケン
夢子の仕掛けは自身の手札の誤認識。2枚インディアンポーカーで借金額を入れ替えてましたがそれに比べればシンプルですね。
説明直後にギャンブル開始。時間は10分と色々仕掛ける時間もないし必勝法もないのでこれぐらいが妥当なんでしょうか。
ああ皇がやった金バラマキがほぼ必勝法ですね。他に参加者にそれ以上の金積まれなければの話ですが。

・支持率争奪ゲーム
これ内容はともかくかなり色々制約があって脚本苦労したんじゃないでしょうか。

オリジナルストーリーで主人公が大敗、または大勝すると後々展開に響いてくる。
映画のみで本編に影響しないですよと表現すればそれまでですが今回の話を後々生かすとすれば今回のように収支ほぼ0にするのは必要ですね。

敵の強さを表現しつつそれに対抗する主人公を描かなければならない。
今回のメインの敵の村雨は過去にギャンブルで会長に勝利した。(原作でも会長はまだギャンブルやってない?)
ラスボス候補の会長を倒しただけの説得力を持たせつつそれに対抗する様を描くには色々苦悩したはずです。

そして見直しできない映画でストーリーも交えながら複雑なゲームは視聴者がついていけないのでシンプルにせざるを得ない。

というわけで歩火の裏切り、村雨の心境の変化などのストーリー重視にして心理戦がメイン。ギャンブル自体はイカサマの余地がほぼない戦略性も薄い描写にしたのでしょうか?

各キャラについて
どうでも良いのですが全員名前が非常に覚えにくい

・村雨天音
ある意味存在がイカサマ。全員の手札を完全に把握してましたね。多分超強いと思われる会長に勝ったという説得力を持たすにはこれぐらいのキャラじゃなきゃ駄目なんでしょうね。
ただ会長にギャンブルで勝利自体はしましたが実質負けのようなものですし会長の性格はわからないですが結果織り込み済みで勝たされた可能性がないとも言い切れない。
そしてあのカウンティング自体は凄い能力だとは思いますがあの勝負だと手札隠されてシャッフルされたら手札不明になるので必勝法でもないですし、勝負の様子を見てた夢子が気が付かないわけもないと思うのでその辺りを対策した上での勝負が観たかった。

・歩火樹絵里
ヴィレッジ内部に裏切り者がいるかなあと思ったらこのキャラでした。ただ決勝戦入るまで全然わからなかったです。会長の指示だったら不自然ですしね。
と思ったら独断でした。そりゃわからんですよ。会長はそういう行動好まないってはっきりしてると思うんですけどね。

それはともかく思惑が判明以降の演技はとても良かったです。あれは主人公を喰ってる。ほぼワンマンショー状態でしたからね。

・犬八十夢
この学校金持ちばっかりだと思うのですがなぜヤンキーのような手下従えた集団がいるのかわからない。そこまで落ちたらヴィレッジに入らず退学を検討した方が良いと思います。

・早乙女芽亜里
今回あんまりいいところなかった気が。ジャンケンは一発勝負にしては分の悪い方法やってましたし票獲得についてはいいところなしですしね。最後は大金ゲットしてましたがあれは夢子の案に乗っかっただけですしね。ただあれ夢子は勝敗ほぼ関係なかったので夢子が勝ってた可能性もあったんですよね。危うくまた家畜になるところでしたよ。

・鈴井涼太
何故か役者さんを飯島寛騎さんと勘違いしてました。
永夢先生でなくミッチだったんですね。なぜこんな勘違いした。

・蛇腹夢子
今回の結果を踏まえるとちょっとキャラに違和感があるような。
最後の勝負勝っても負けてもほぼリスクなしですよね。

まず準決勝で得た資金が1億
負けた場合(今回)
借金2億。でも支持率争奪の方でプラス2億。収支ほぼ0.
勝った場合
賞金3億(4億?)支持率争奪でマイナス2億。収支プラス1億(2億?)
となって別に夢子自身はリスク無しなんですよね。自身のリスクがない勝負で夢子が滾るかどうか疑問なんですが。村雨とまともにギャンブルする事自体が目的だったのかもしれないですがどうなんでしょうかねえ。

ただ勝利ほぼ確定のギャンブルを接戦にまでもっていく展開は良かったです。村雨のカウンティング自体は手札隠せば対抗できるはずですし。それをしなかったのは歩火の思惑通りに進むのが気に入らなかったのと村雨と運否天賦の勝負がしたかったのだと思います。

・感想
ストーリー中心でギャンブル要素が薄い感じがしました。もう少しギャンブル要素増やしても良かったと個人的には思います。とはいえ何度も書いてますが2時間の映画で複雑なギャンブル描写が多いと多分見てる途中で混乱する気がしますが。

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